グフのような人気キットをつくるときは、それなりに緊張しますね…
毎回、好き勝手に塗装しているので尚更です。
今回は、IFのストーリーを楽しむつもりでシン・マツナガ仕様に塗装してみました。
ハンドパーツがオプション
元がファーストの機体で、キットもジ・オリジンということで、それなりに見慣れたデザインではありましたが、やはりガンプラで見るとまた違った感動がありますね〜
今回はプロトタイプということで、ハンドパーツがオプションという変わったキットでした。
試作型のヒートロッドに、ジオン開発陣の苦労がにじみ出ています(?・笑
プロトタイプはちょっとやさしい顔してる
グフといえば、あの凶悪な面構えを思い出しますが、このプロトタイプグフはなぜか若干やさしい顔に見えます。
たぶん気のせいですが、モビルスーツの印象がランバ・ラルという強敵のイメージとあわせて記憶されているからかも知れません。
小さな丸モールドはスピンブレードで彫り直し
この辺りの小さな丸モールドは、ゴッドハンドのスピンブレードで彫り直しておくとスミ入れした際、よりきれいに見えます。
今では全塗装しない場合でも必ず彫ることにしています。
ただ、スピンブレードを購入する際には、小さなサイズが別売りなのでご注意下さい。
今回使用したものは、5本セットに含まれていない0.5mmサイズです。HGではたういていこれを使用しています。
バッファローンマンのロングホーン
今回は、肩のスパイクを延長とシャープ化するために、苦手な工作にもチャレンジしました。
こんな風に切断して、ランナーを加工したスパイクの先を接着し、ヤスリで形を整えます。
グフは上のスパイクが長いので、バッファローンマンのロングホーンみたいです(笑
全パーツの表面処理が終わったら、パーツを洗浄します。
超音波洗浄器が有効なことは、何度か紹介していますが、その後の乾燥には洗濯ネット+サラダスピナーがおすすめです。
目の細かいネットにパーツを入れて、サラダスピナーでぐるぐると回転させると、驚くほど簡単に水が切れます。
これはかなりオススメの方法です。
いずれもどこででも入手出来るもので比較的安価ということもありまして、パーツ洗浄をされている方は是非お試し下さい 🙂
メカサフの希釈はプロユースシンナーの3倍で使用しています
そして、塗装に入ります。
今回もメカサフが大活躍で、一部の下地と関節やバックパックはメカサフスーパーヘヴィをそのまま使用しています。
プロユースシンナーの3倍希釈で使用していますが、すいっと吸い付くような吹き心地はチョット癖になりますね。
そして、ヒートロッドの圧倒的存在感(笑
ソロモンの白狼はホワイトグレーに決めました
シン・マツナガ仕様ということで、この2パターンの組み合わせを検討しました。
ウォームホワイトを使ってみたかったのですが、どうも柔和になりすぎるので、ホワイトグレーに決定です。
ブルーはVerアニメカラーを考えていたのですが、これはホワイトグレーにあわせて変更し、最終的にはウルトラブルーを選択しました。
この、カラーリングを検討しているタイミングで塗料がガンガン購入してしまうという悪癖があります(笑
ヒートロッドのポージングが難しい
色々と迷いながら、塗装が完了して完成です。
ソロモンの白狼仕様・プロトタイプグフです。
ヒートロッドのポージングが難しい!
実用性や、収納の問題で様々なモデラーからよくいじられるヒートロッドですが、後年にハンブラビの海ヘビなどへフィードバックされていることを考えると、ガンダム世界ではそれなりに有効な武装なのかも知れません。
ヒートロッドが難しいからか、フィンガーバルカンを好きになった。両手フィンガーバルカンでも良い勢い。たしか、そういう仕様のグフもいたよね。 pic.twitter.com/NSils4R7sG
— magic (@magiciansghost) 2019年11月17日
逆にフィンガーバルカンは実用性が高いかと思いきや、マニピュレーターとしての機能が制限されると思いますので、モビルスーツの汎用性を考えるとこれもダメ?
意外と手持ちのヒートホークが最も有効だったりして。
今回は、どこかで使おうとストックしていたガンダムデカール(ジオン軍MS用)を使用しました。
サイズ的に、このグフのシールドにベストフィットです。
今度は素直に青いグフを作ろうかな〜