ガンプラの進化はこういう方向へも進むのですね。
今回は、その価格とアーキテクチャーで話題になっていましたら、EG(エントリーグレード)ガンダムをつくりました。
いずれはリバイブHGあたりで実現しようと考えていたガンダムの塗装バリエーションを一気に実現するため、3体同時製作です。
低価格と作りやすさ、格好良さを兼ね備えたキット
グレードの上下を価格で決めるならばEGは最も低いということになりますが、そうとは思えないほど優秀なデザインです。
低価格と作りやすさ、格好良さを兼ね備えたこのキットは、精密さを追い求めた上位グレードとはまた異なったバンダイの凄みを感じます。
とりあえず3枚買ってきた。プラモの個数を枚数で数えるのは新鮮だ。 pic.twitter.com/nwPiqztiCN
— magic (@magiciansghost) December 19, 2020
勢い余って3枚購入してきました。
これでふだんの作っているHG一体分の価格というのは、何か不思議な気分です。
仮組みだけで楽しくなっちゃいますね〜
量産型ガンダム?
V字マークを埋める
3体中2体はジオン系になるので、流し込み接着剤と瞬着(TAMIYAイージーサンディング)で埋め立て。
せっかくの、しかも分割したディティールだけど、あると不自然なのでこれは仕方ない。
サーフェイサーでチェック。
きれいに埋められました。
一通りパーツの処理が終わって洗浄しました。
パーツの少ないEGなので、3体分でもこの数量です。
今回は3体ともシルバーのサーフェイサーを使用しています(バーニアやメカサフそのままの部分以外)
これによるブルーの発色が好みであることと、3体並べた際を考慮した選定です。
ゴールドを使うとなんでも百式っぽい不思議
バックパックや足裏のバーニア類にはメタリックを入れています。
赤いガンダムにはゴールドを使用したのですが、全然百式じゃないのに百式っぽく見える不思議。
赤と青を同時進行したので、画的にカオスな状態に(笑
肩の内側はチラッと見えるので、エナメルのブラックを吹いておきます。
エナメル塗料が徐々に乾いてゆく様を眺めているのが好きです。
ツインアイ周囲の黒い縁取りは影で再現する仕様なのですが、黄色のパーツを塗ってしまえば解決出来ますね。
3体同時進行したので、いつも以上に何をつくっているか分からない(笑
写真では分かりにくいのですが、今回からつや消しを変えています。
これまでは、定番のフラットクリアー+なめらかスムースを使用していたのですが、このフラットクリアープレミアム一発で同等の効果を得られますので、これ一本にスイッチしました。
ガイアノーツの塗料はどれも良いですね〜
キットと同じくらい新製品が楽しみなメーカーです。
ラル、キャスバル、そしてアムロ
それぞれこのように塗装しました。
キャスバルカラーはずっとやってみたかったので、このEGは実に良い機会でした。
ロールアウトカラーは文字通り「連邦の白い悪魔」だったので、アムロ機にしてしまいました。
ランバ・ラルカラーもずっと構想にはあったので、色々と思い描いていたものをまとめて実現した状態です。
ガンダムデカールをストックしておいて本当によかった 🙂
動画でもお話しさせていただいておりますが、ランバ・ラル仕様が一番気に入っています。
昨今ではバリエーションがありすぎて、青いガンダムというのも特別珍しいものではありませんが、比較的新鮮だからかな。
トリコロールカラー
常に3体並べておく前提でつくりましたので、写真がどれもスリーピースバンドみたいになっています(笑
現時点であと2体購入することを決定しました。
でも、まだまだまだまだ塗装で実現したいバリエーションがあるな〜
EGガンダムは、見かけるたびに購入するキットになりそうです。