このキットは勢いで購入して2〜3年間積まれていました。
ガンダムチャンネルで哀戦士を視聴したことがきっかけて引っ張り出され、製作するに至ります。
突然の製作衝動にも対応出来る、我が家の優秀な積みプラ。
新型モビルスーツという衝撃
グフが登場する以前、ジオンのモビルスーツといえばザクしかいなかったところに、ランバ・ラルと共に現れたこの機体は、そのシルエットや個性的な武装という色々な意味で衝撃的でした。
劇中でアムロが分析し、その強さを分かりやすく解説していたこともあり、ある意味でシャアザク以上にインパクトが強かったかも知れません。
R35が元になっているようで、サーベルやシールドは2セットずつ付属しています。
使用しないのに不思議なお得感。
ザク系では定番の、スパイク根元を掘り直しながら仮組みが進行してゆきます。
ハイキューパーツのラインスクライバー、ファンテックの超硬スクレーパー(タングステンカーバイト)、スジ彫りカーバイトは、ゲート処理や既存モールドの彫り直し、スジ彫りの追加を行う際、なくてはならない工具になりました。
無視できない合わせ目
今回、どこの合わせ目もそう目立つものではないので、無視して仕上げようと考えていたのですが、このショルダーアーマーだけはそうはいきませんでした。
そして、合わせ目消しは何度やっても、きれいに消えるとうれしい。
ブル・タック(粘着ラバー)万能説
塗装するにあたって、持ち手をつけるのが困難なパーツは、ブル・タック(粘着ラバー)でくっつけています。
マスキングにも利用出来て、安価で容量も十分(45g)という優れもの。
粘着力のある練り消しゴムのような感じで、うまく貼りついてくれるわりに簡単にはがれますので、汎用性が高く様々な場面で利用出来ます。
製作中キットのバックパック。好きに塗ったからか、コアランダーみたいにも見える。 pic.twitter.com/zxwmqEWnSQ
— magic (@magiciansghost) February 20, 2021
支配的な配色のグフですが、バックパックが一番色数の多い箇所になりました。
Gガンダムのコアファイター的なあれに似ている。
デカールの配置に悩みました
正直どうということはないと考えていたデカールの配置ですが、思いの外苦戦しました。
平面が少ないのですよねグフは。
グフの魅力はこの凶悪な面構えにありますね〜
たぶん動画でも話していると思いますが、ザクやドムの場合はモノアイが欠けることが少ないので、ある意味ちょっとかわいく見えることもあるのですが、グフやゲルググは常に欠けた状態のため、ほどよく悪い目つきになることが強敵感を醸し出しています。
独自性の追求
カラーリングは本来のグフ同様ですが、以前にEGガンダムで使用した塗料によるアレンジカラーです。
これらのブルーはガイアノーツの風蒼とウルトラブルーで、ずっと気に入って使用しています。
ガイアノーツの塗料はガンプラ趣味をときめかせる何かがつまっている気がします。
ヒートロッドを使用したポージングが難しい
このヒートロッドを使用したポージングは極めて難しく、箱絵や説明書を参考に色々動かしてみたもののこの有様です…
ヒートロッドを使ったポージングが、どうしても「へっぴり腰で蛇を持っている青いおじさん」になってしまうorz
— magic (@magiciansghost) February 20, 2021
個人的な好みの問題かも知れませんが、逆にヒートサーベルやフィンガーバルカンは動かしやすいですね。
先日F2ザクを作ったので、同じ時代のものを作ろうかと考えていたのですが、ふいに訪れた哀戦士熱によりグフ製作についてお送りしました。