量産型といえば、その弱々しい儚さも魅力のひとつと考えていますが、ガンキャノン量産型はたくましいですね〜
「ポケットの中の戦争」で、ケンプファーの迎撃に出撃するも数秒で撃墜されてしまうというなんとも言えない初登場でしたが、キットの方はなかなかに楽しい製作になりました。
近年では準旧キットと呼べるくらいの年代物
HGのナンバーが044ということで、近年では準旧キットと呼べるくらいの年代物です。
最新のキットと比べてしまうとところどころ難点はあるものの、致命的な部分があるわけではなく、デザインも秀逸です。
個人的にはむしろこのゴツゴツした感じが好みでもあります。
合わせ目消しには神瞬を使用
ただやはり、合わせ目だけは豪快に発生しますので、その処理を行いました。
今回から導入したゴッドハンドの神瞬を使用したのですが、これが予想以上に快適です。
シンプルなことですが、ハケがついていることがこれほど便利とは!
ポイントでもあるキャップのハケは、けっこう長い。 pic.twitter.com/QiqJ1Mg6wP
— magic (@magiciansghost) March 3, 2020
流し込みの瞬着が合わせ目にスーッと入り込んで隙間を埋めてくれる感触で、これまでに色々行ってきたどの手法よりうまくいきましたので、形状にもよりますが、今後はずっとこの方法メインで行うことでしょう。
時代的に(?)合わせ目同様、マスキングも発生します。
脚部付け根が一体型で、マスキング必須です。
この辺は、最近のキットだと別パーツになるところかな。
ディティールは追加するより消すことの方が多い
写真を見直してみると、脚部の製作に一番神経を使っていたように思えます。
この膝には実は独特のモールドがあったのですが、ガンキャノン(量産型ではない方)のつるんとしたデザインが好きなので、モールドは埋めてしまいました。
個人的な好みから、ディティールは追加するより消すことの方が多いです。
バイザーの連邦マークも削り消しています。
製作が完了すると動画用に写真撮影を行うのですが…
ガンキャノンは主兵器が固定武装ということもあり、ポージングの幅が狭いです。
それなりにポーズをとらせてみるものの…
塗装剥がれで凹むので、完成後のポージングをやめようかと思う昨今orz
— magic (@magiciansghost) March 21, 2020
やはり一部剥がしてしまいましたorz
(写真には写っていませんが、膝の付け根辺り)
とはいえ製作の満足度は極めて高く、発売年代(2004年!)も考えると良キットと呼べるでしょう。
240mmキャノンには伸縮ギミックあり
この240mmキャノンには伸縮ギミックがあり、「塗装後は動かせないだろうな…」と諦めていたのですが、十分な遊びがあり、余裕でスルスル動かせます。
ここは塗装に最適なパーツ分けがされているので、メタリックを入れると渋いです。
今回はメカサフスーパーヘヴィとブライトシルバーを使用しています。
脚部背面にもバーニアがあり、むしろ背面写真の方が派手な勢いです。
最新のキットに慣れてしまっているので、この時代のキットは大変だろうなと思いながら進行していましたが、逆に同時代のキットもつくってみたくなりました:)