達人の作例を拝見して、急に同じキットを作りたくなることはよくあるわけで…
もはや懐かしい域にある、シャア専用ズゴックを製作しました。
今回は赤い彗星カラーということで、カラーリングに大きな変更はないものの、専用カラーの組み合わせと、少〜しだけアレンジを行っています。
赤い色のモビルスーツ
赤いモビルスーツというものにはやはり特別な思い入れがありまして、キットの方もさすがに力が入っているというか、塗装や改造をしなくても満足出来る良キットが多いと思います。
このズゴックにしてもスタイルや成形色等申し分なく、このままでも十分にかっこいいです。
今回は全塗装を行いますが、シャア専用機の塗料というものはいくつか発売されておりまして、有名なガンダムカラーの他に最近はVerアニメカラーのMS-06Sピンク、レッドが存在します。
写真は左から順に、VerアニメカラーMS-06Sピンク、ガンダムカラーシャアレッド、VerアニメカラーMS-06Sレッド、ガンダムカラーシャアレッドの試し吹きです。
Verアニメカラーとされていますが、テレビで見た赤い彗星は、ガンダムカラーのピンクに近い記憶があります。
厳正な検証の結果、VerアニメカラーMS-06Sピンクとガンダムカラーシャアレッドの組み合わせで仕上げることにしました。
水陸両方重モビルスーツ
ゴッグやゾックに比べるとスマートな印象さえあったズゴックですが、劇中では水陸両方「重」モビルスーツとされているだけあって、パーツも大ぶりです。
HGでパーツ点数こそ少ないのですが、このサイズのパーツを綺麗に塗るのは意外と難しい。
カニ食べた後みたいになっているのも、大きなポイントです。
マスキングが楽しい
パーツが大きい分、マスキングはやりやすいですね〜
この円状に貼ってゆく作業は、途中で楽しくなってどんどんスピードアップしてゆきました(笑
筆が悲劇的にヘタクソなワタクシは、他の方々が筆で行うところでもたいていマスキングでエアブラシ塗装を行っています。
そして、円形のマスキングにはこのパンチコンパスが欠かせません。
腕部・脚部の関節からチラッと見えるシルバーをやりたかったので、ジョイント部はメタリック塗装です。
そこそこ綺麗に塗れたのですが、組み上げるとよく見えないところですね。
これは個体差によるものと思いますが、脚部のジョイントが気持ち緩かったのでボール部分に瞬着を塗布して太らせました。
このハケ付きの神瞬(ゴットハンド)が、かーなーりー便利です。
デカールを貼ってツヤ消しして完成
パーツ点数も少なく、スローペースの私でも比較的早期に製作が完了しました。
赤い彗星カラーの組み合わせは問題なさそうですね。
『復活のシャア』における起ち上がり前の膝立ちポーズは構造上再現出来ないため、補助スタンド(iPhoneとも呼ばれています)を使用してポージング。
シャアのエンブレムは、ガンダムデカールのジオン軍MS用(1)を使用しました。
入手したのはけっこう前ですが、最近では品薄状態は解消されているのだろうか。
こうして改めて見てみると、この関節といい3本のアイアンネイルといい、海洋生物を彷彿とさせるデザインが「水陸両方」という仕様を感じさせてかつシンプルという秀逸なデザインですね〜
モノアイはハイキューパーツのセンサー用メタリックシールです。
ゴットハンドとハイキューパーツなくして、ワタクシのガンプラは成り立ちません(笑
今更ながら(?)赤いモビルスーツにはまった気がします。
次はシャアザクをやろうかな?