陸戦型ジム HG 製作

08小隊は嫌いではありませんが、正直陸戦型ジムにそれほど強い思い入れがあったわけではありません。
しかし、なぜかこのキットのリバイブがやたらと楽しみだった記憶があります。

堅牢でほどよいアレンジ具合

作中、ジムはいわゆるやられメカの象徴のようで、実際にバンバン撃墜されていました。
この陸戦型ジムはファーストのジムのような弱々しい印象ではなく、同じ撃墜されるにしても一矢報いそうな力強さ(?)が感じられます。

これはアレンジの妙によるものですね。
モデラー歴が浅いので、旧来のキット(デザイン)を知らないのですが、このリバイブVerは作中で活躍した陸戦型ジムを“かっこよく”プラモデルにしたキットであると思います。

印象を一言でいうならば堅牢

仮組みしてみた印象を一言でいうならば「堅牢」です。
パワフルなスタイルの要因は、ボディの迫力ですね。
他のキットのデザインに比べ、コックピットやダクト周りが大幅にボリュームアップされています。

もしかしたら若干やりすぎと感じられる向きがあるかも知れないが、実際ここにパイロットが収まることを考えたら、これくらいが本来のサイズなのかも知れない。

本体は合わせ目消し不要

モビルスーツとしてのデザインだけでなく、キットとしても優秀で、本体に実質処理が必要な合わせ目はありません。
もちろん厳密には消してもよいのかも知れませんが、その対象に成り得る肩やアンクルガードは接合部が片側による構成で、処理する必要性は限りなく低いといえます。

一発目のサーフェイサーから、モールドの彫り直しやヤスリで出来た目立つ傷に、神瞬着をスイッと塗り込み再ヤスリで塗装前の処理が完了です。

自分のヘタクソさに落ち込むタイミングであり、楽しい作業でありという不思議な工程。

神ヤス高番手を導入

キットにとくに関係あるわけではないのですが、今回から神ヤスの高番手を導入しています。

ガンプラだと使用頻度はそう高くないとは思いますが、これまで、ゴーグルやビームサーベルのゲート跡処理に苦戦していたのが一気に解消です。
#400,#600,#800,#1000,#1500,#2000(ここから高番手),#4000,#6000,#8000,#10000と道のりは長いものの、クリアーパーツの透明度を損なうこと無く、きれいにゲート跡を消すことが出来ます。
腕の悪さは優秀な道具でカバー(笑

陸戦型ジムの寒冷地仕様

今回の塗装は、寒冷地仕様です。
ポケットの中の戦争に登場した寒冷地仕様のジムがいるのでややこしいのですが、陸戦型ジムの寒冷地仕様ですね。

アクセントにネービーブルーを使用したからか、製作途中のEz8感が強い(笑

ちょっとデカール貼りすぎました。
このカラーリングだと、デカールは要所にさりげなくあるくらいが丁度よいかも知れません。

ライフル(マシンガン)、シールド、ビームサーベルといった標準的な装備はもちろん、ロケットランチャーやネットガンといった特殊武装も付属しているのがうれしいですね〜

量産型のモビルスーツということもありますが、キットの完成度が高く武装も豊富、動画でもお話しさせていただきましたが、是非2〜3体購入したいキットです。

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