グスタフ・カールといえば、『閃光のハサウェイに登場していたけど、デザインを含めイマイチよく分からない謎の機体』というイメージでした。
発売と聞いてもピンとこなかったのが正直なところです。
今回のキットはユニコーンVerということで、『たしか登場してすぐに沈黙させられた太ましい機体』というイメージに変わり、その写真を見てみると…これが、連邦軍にはなかなかいない逞しさ。
購入して自室で箱を開けるまで、そう時間はかかりませんでした。
段落ちモールドを彫る
肩と脚部にわりと目立つ合わせ目がありましたので、それぞれを処理。
脚部は大きく平面的なため、合わせ目に段落ちモールドを彫りディティールアップに利用しました。
段落ちモールドを彫るのには、スジボリ堂のダンモを使用しています。
ワタクシのように不器用でも、エッジを軽く削るだけで写真のようにきれいな段落ちモールドが彫れるスグレモノです。
量産機には珍しい迫力
シルエットだけ見ると、THE Oやガンダム試作2号機(サイサリス)に匹敵する迫力がありますね〜
この写真は腰部いわゆるスカートなのですが、このパーツだけで小型のガンダムのボディーくらいなら収まりそうなサイズです。
大きなパーツをむらなくきれいに塗るのは難しいので、この辺りではちょっと憂うつでした(笑
ティターンズカラーにします
今回の塗装はティターンズカラーのような暗色に決めました。
この写真だけ見ると、ジム改かνガンダムでもつくっているような選択ですね。
このダークブルー(正確にはバーチャロンカラーVO-40風群青)が最も塗装する面積が多いため、延々とこれだけ吹いていたような錯覚に陥りました。
パーツ単位でもそれぞれ大きいので、持ち手固定用のスチロールブロックが混雑しています。
1/144であればこれ一つに収まるキットもあることを考えると、このグスタフ・カールは本当に大きい。
今のところ未経験ですが、1/100を作るとなると常にこういう状態なのだろうか。
各パーツに塗装が済んで光沢クリアーで固定、デカールを貼って完成間近です。
オリジナルのカラーリングばかりやっているのでいつものことなのですが、このような状態だと何をつくっているかよく分かりませんね。
バーザム?(笑
持ち手が重い
仕上げのつや消しクリアーはこれくらいの状態で吹くのですが…持ち手が重いです。
とくにボディーと脚部(この写真には写っていませんが)は、2本体制で支えています。
ティターンズの残党
ヘッドからしてごついですね。ジオングみたいにこれだけで戦えそう(笑→グスタフ。本日、完成編動画をリリースします。どうぞよろしくお願いします 🙂 pic.twitter.com/SYNfi1DWld
— magic (@magiciansghost) 2019年3月20日
つや消しを吹いて組み立てて、完成です。
暗色のティターンズカラーにしようとしたことはたしかですが、むしろティターンズのモビルスーツにしか見えない結果になりましたね…
いつの時代にもジオンの残党があれだけいるので、ティターンズの残党がいてもいいよね…と開き直り、黒いノーマルスーツのパイロットが奮戦する様子を想像しながら眺めています 🙂