ガンダムWに登場した機体をすべて鮮明に覚えているかと聞かれると、正直そうではないのですが、カトルに仕えていた量産機がいたことは覚えています。
リーオーに続いて渋〜い機体の登場ですね。
シンプルで個性的、製作の難易度もそう高くはないナイスなキットです。
手頃なパーツ点数
製作ペースが亀のワタクシにはちょうどよいといいましょうか、すべてのパーツがどこにどうなるのか容易に想像出来る規模ですね。
かといって、仮組みした全体を見て不満を覚えるわけでもなく可動も申し分ないという優秀さ。昨今のHGは本当にすごいですね。
ガンダムで砂漠が舞台になることはわりと多い
ガンダム作品で砂漠が舞台になることは意外と多いですね。
古くはファーストの劇場版IIや、ガンダムZZの青の部隊、そしてこのマグアナック隊。
今回はその中でもとくに印象深い青の部隊仕様にすることに決めまして、成形色を完全にリセットします。
グレーのサーフェイサーから適当な下地を吹くことも考えられますが、シルバーはそれを一発で済ませてくれる優秀なサーフェイサーです。
全身の小さいバーニア
肩や腰の小さなバーニア的なものは「大変だな…」と感じていたのですが、始めてしまえば楽しい作業でした(笑 pic.twitter.com/MuTwy109TP
— magic (@magiciansghost) 2019年6月23日
小さいしたくさんあって大変だなと思いきや、円形のマスキングが簡単に行えるパンチコンパスで、実に楽しい作業になりました。
これホント優秀です。
筆がまるで下手くそなワタクシは、これがないと塗れないところが多いです(笑
付属シールでマスキング
シールドや個性的な肩のパーツは、付属のシールを利用してマスキングしました。
これ以上の精度はありませんので、大変綺麗にマスク出来ます。
強いて難点を挙げるとしたら、剥がす際にノリが少〜しだけ残ることがあるのですが、これは本家の(?)マスキングテープ等でペタペタと触れてゆけば綺麗にとれます。
ザクの装備として有名なヒートホークですが、このマグアナックにも装備されています。
鈍器のようなイメージもありましたが、刃部分はやはり色分けをしたいということで、タミヤの曲線用マスキングテープを使用しました。
先ほどのパンチコンパスといい、ワタクシの製作は優秀な工具に助けられ成り立っています 🙂
カトルを護る砂漠の勇者
胸部は当初デカールを貼りすぎてしまって…ちょっと剥がしてこの状態。私はこういう形状を見ると、四隅に貼りたがる性質のようです。 pic.twitter.com/yPt6VxkKE8
— magic (@magiciansghost) 2019年6月24日
デカールを貼ってつや消しをして、完成です。
主なブルーは下記の3種類を使用しまして、時代と作品を超えた青の部隊バリエーションです。
解説などによると、マグアナック隊は一人も欠けることなく戦い抜いたということで、脇役の部隊としては最強に近いのではないでしょうか。
モチーフが「アリババと40人の盗賊」であることは有名ですよね。
冒頭にも記しましたとおり、手軽につくれて満足度も高い、大変おすすめの良キットです。