副業スクールやアフィリエイト塾は詐欺なのか?

誰でもインターネットを利用するようになってから、今が一番この手のインチキが多いのではなかろうか。

よく詐欺だなんだと疑われるわりにその存在が消えて無くなることはない…ということは、それだけお金を払ってしまう人間がいるということなのだろうか。

詐欺罪とすることは難しいが、詐欺みたいなもの

最近ではYouTubeでも頻繁にこの手のインチキが訴求されていて、実に嘆かわしい。
結論からいうと、副業スクールやアフィリエイト塾は「詐欺罪とすることは難しいが、詐欺みたいなもの」といったところでです。

一応の根拠として、「詐欺罪とは」と検索して二番目に表示される(一番目はwikipedia)サイトからその定義について一部を引用します。

(1)詐欺罪とは
詐欺罪は刑法第246条に規定されている犯罪です。
「人を欺いて財物を交付させた」場合に成立します。
わかりやすい言葉を使えば、他人から金品などをだまし取った場合に詐欺罪として問われると考えれば良いでしょう。

引用:ベリーベスト法律事務所 弁護士コラム

これによると、「こうすれば稼げます」と誘い実際には稼げない場合、詐欺と呼べるような気がしないでもないのだが、逃げ道(規約やお断り)が設けられているのでしょう。

有料級の情報()を発信しているYouTubeチャンネルの目的

仮にYouTubeでアフィリエイトや副業の情報を発信し、副業スクールへの入学を促しているチャンネルがあるとしましょう。
そのチャンネルが、有料級の情報※の発信をしていたとして、それなりの人数を集めていたとします。

人を騙して副業スクールへの入学を促すことが目的であれば、なぜ有益な情報※を無料で発信してくれるのか?という疑問をもたれる向きがあるかも知れないが、無料でそういった情報を発信しているからこそ、その先にある副業スクールがインチキであると考えられる。

奴らのゴールは、受講者が稼げるようになることではなく、入会金・月額費を搾取することですよ。

※発信されている内容に、googleのwebマスター向け公式ブログやadobe系オンライン講座以上の情報はありませんし、主として説明しているSEOという概念自体が無意味なものになりつつある

この話の常で、お金を支払う側が納得しているのであれば問題ないのでは?という意見を聞くことが少なくない。それは否定しないし出来ない。ただしそれは、お金を支払う側が情報の価値を正しく判断出来ることが前提

執拗に初心者を付け狙って情報やスクールの押し売りをするのは、わけのわからない高齢者にいつの間にか高額なパソコンサポートを契約させるインチキと同じですよ。

費用をかけたりパソコンを使えばそれなりに稼げるようになるのではないかという考えは分からなくもないが、それを利用して搾取するのが副業スクールやアフィリエイト塾ね。

どれだけお金を払おうが、一部だけ気が付いて他が節穴なんてことは世の中には滅多にありはしないよ。

何も変わりはしないだろうが

偶然来訪した閲覧者が気まぐれで読んでくれるかどうかというblogでこんなこと言っても、何も変わりはしないだろうが、もし何かのきっかけでここまで読んでくれた方におきましては、絶対に副業スクールやアフィリエイト塾を利用しないでください。

例えば、何の効果もない数千円のサプリメント程度であればどうということはないが、酷い副業スクールになると、入会に数十万円+月額費用なんてものもある。

アフィリエイト塾や副業スクールは「詐欺罪にすることは難しいが、詐欺みたいなもの」です。
ホント気をつけてね。