猫動画は虐待?エスカレートする猫動画の過剰演出

猫動画って人気ですよね
誰でも一度くらいは見たことがあるジャンルだと思います。
でもチョット、素直にみられなくなる気付きがありました。

猫動画チャンネルを評価・批評するというチャンネルを発見

特別猫好きというわけではなくても、動物のコンテンツが安定していることはどのメディアでも同様で、私もなんとなくですが定期的に視聴しています。
そんな中、最近、猫動画チャンネルを評価・批評するというチャンネルを発見しました。

猫の世界に20年間携わり、愛護団体でボランティア活動をされている猫先生という方です。
お父様が動物園の獣医をされていたということで、お話しされる内容が具体的で説得力があります。

その猫先生が仰るには、一部のチャンネルでは猫に虐待紛いの過剰な演出をさせてお金を稼いでいるので、それはダメでしょという鋭い指摘をされています。
最新の動画では、とある猫動画に出演している猫が、すでにこの世にはいないという分析もされていました。

たしかに、そうそう面白いハプニングが起きるものでもないし、さすがに人間用のトイレを猫が使うというのは無理があるでしょう。
私みたいな猫素人が見ても、人間用のトイレを猫が使うことに落下の危険があることは分かります。

YouTubeでは再生される動画がすべて再生される動画が正義

YouTubeとしては、再生される動画がすべて、再生される動画が正義なわけで、馬鹿なことをして注目を集め再生させようとする人間には一応言えば分かるので(分からない人もいるけど)
度が過ぎた行為にはYouTubeも然るべき対応をするわけですが、動物の気持ちは分からないですからね。

猫がツイートでもしてくれればいいけど、そればかりは誰にも分からないので、よくも悪くも動物動画は不滅なんですよ。

そこはまるで子猫の刑務所でした

以前仕事で、子猫販売サイトのお仕事(制作、保守、動画編集等)の話しをいただいたことがありまして、飼育している現場を見に行きました。
そこは悲惨な状況で、小さい猫用の刑務所みたいでしたよ(あくまで私が見に行った業者のお話です)

そこでもやはり、子猫が元気に動き回ったり、可愛いしぐさをさせるためエサやおもちゃを使って、無理矢理写真を撮っていましたね。

もちろんすべての猫動画が虐待紛いの演出をしているわけではありませんが、数字を意識するあまりエスカレートしていくと、そのうち猫動画を楽しむことも出来なくなってしまうのではないかという懸念はあります。

もしも我々が視聴している猫動画に、虐待と考えられる演出がされているのであれば、それを視聴して応援してしまうことがさらに虐待に繋がるわけです。
正直、これまで猫動画を視聴する上で深く考えることはありませんでしたが、視聴すること自体も考えさせられる気付きでした。