シリコンバレー シーズン6「第6話 ラスフェスト」感想

いよいよラス前になってしまいました。
最終シーズンなのに話数が少ないのは残念だな〜
ラスのイベント協力を行うパイド・パイパー社
シリコンバレー シーズン6「第6話 ラスフェスト」感想です。

あらすじ
ラスのおかげでギャビンの差し止め命令を回避できたリチャード。これでラスのイベントを手伝う羽目に。しかし、この協力は、パイドパイパーが作ったネットシステムの良い実験台にもなるので、全力で取り組む。

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ラスと組みラスフェストに協力することになったパイド・パイパー社は、逆にAT&Tとの関係が途切れてしまう。AT&Tのマイケルはヤオネットと組む意向を伝えパイド・パイパー社の会議室から足早に居なくなる。
OSレベルで両方取り扱うことが出来そうだけど、パイパー・ネットというネット自体なので(ヤオネットと)両方は取り扱えないという解釈で良いのかな?
リアルではインターネット一つなのでちょっと分かりにくいが、パイド・パイパー社がピンチであることは分かりやすい。

ギルフォイルのミス(正確にはギルフォイルのAIがミス)で社内のコードが消失し、1トンの肉が届く。
ギルフォイルはミスしないイメージなので、これは珍しいシチュエーション。
このミスは後々パイド・パイパー社を救うことになるのかも知れない。

デスマーチの描写がリアル

デスマーチを経てどうにか開催されたラスフェスト。
ジャレットには自身と袂を別ちヤオネットへ行ったグワートの幻影がつきまとい、ラスのホログラムは不安定になる。
以前のシーズンでギャビンがビッグヘッドと話す際もホログラムがうまく機能せず停止してしまうというシーンがあったのを思い出しますね〜
シリコンバレーにおいてホログラムは鬼門?

さらに、内緒にしていたAT&Tとの破談も社員にばれてリチャードは大ピンチ。
その場に居たギルフォイル、ディネシュ、ジャレットすなわちオリジナルメンバー以外はリチャードの元を去ってしまう。自分たちでバグを潰そうと決意したところで、本物のグワートを発見する。
これをヤオネットによる妨害工作と推理したリチャードは、その排除にとりかかる。…でもこういうリチャードの推理はたいていはずれる(笑

Amazonの偽レビュー投稿という、わりと洒落になっていないお話し

一方モニカは女性コーダーを集め合宿(?)を行っているチアン・ヤンの元を訪れる。ビッグヘッドもそこにいる。この2人は今シーズン活躍が少なかったな〜。チアン・ヤンがアーリック・バックマンと名乗っているのが可笑しい。
実際にチアン・ヤンが女性コーダーに行わせているのはAmazonの偽レビュー投稿という、わりと洒落になっていないお話し。

チアン・ヤンの合宿を解散させるモニカだが、リチャードはヤオネット排除の鍵がチアン・ヤンにあることを思い出す。リチャードからの連絡を受けなんとかしてチアン・ヤンからSSHキーを聞き出したいモニカで、物理的な実力行使に出るものの失敗。
側らにいたビッグヘッドが偶然丸暗記(!)していたことから、リチャードはそれを聞き出しヤオネットへの侵入に成功する。
しかし、偽のシェルに阻まれてヤオネットの妨害を排除することが出来ない。
ジャレットがグワートを発見し頼むも、グワートは無言で拒否。万事休すかと思われたが、匿名のメッセージがリチャードに届きポート番号が知らされる。
これによりリチャードらはヤオネットの妨害を排除、パイパー・ネットは正常化すると思われたが…実はヤオネットはスパイしていただけで妨害は行っておらず、根本的なアルゴリズムに問題があることが発覚。

コードの三銃士!全員がダルタニャン

この修正は容易ではないようで、リチャードは自暴自棄になりラスフェストは大混乱。

今度こそ本当にお終いかと思われたところ、リチャードのミドルアウト(圧縮アルゴリズム)とギルフォイルのAI(アントンJr)、ディネシュの改良(アントンJr Ver2.0)によりシステムはより進化して正常化する。
ジャレットは3人を「コードの三銃士!全員がダルタニャン」と呼び歓喜。

これはAIがシステムを修復し進化させたということかな?
ともあれ、システムは正常化し混乱は収束する。

ギルフォイルはAIがブラックボックスであると言っているが、どういう意味なのだろう?開発者であれば分かると思うのだが、これについてはちょっと私の解釈が間違っているかも知れない。

ともあれ、30分弱とは思えない盛り上がりと濃厚なストーリー。
ついに次回が最終エピソード。本当に残念でしかたない。

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