天鳳の牌操作がひどい件について現時点での考察

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IDを紛失してしまったので新しくIDをつくり、天鳳を再開した。
再開するにあたって色々と調べたところ、天鳳と言えば「酷い牌操作疑惑」や「地獄モード」が有名(?)みたいね。

個人的にはネットの麻雀に牌操作がない方がおかしいと思っているので、再開してみて現時点での考察を記す。

天鳳をはじめすべてのネットサービスは無料では運営出来ない

天鳳に牌操作がないわけがないと考えられる一番の理由はこれ。
どんなサービスも、広告収入のモデルが確立していない限り、無料では維持出来ない

課金を促す方向へ、牌操作が行われていてもおかしくはない。
天鳳も上位の卓は有料になるということで、これに当てはまる。

これは以前にも書いたけど、私が運営側の人間だったら、ユーザーの利用頻度を踏まえ適当なタイミングで地獄モードに落とし込み、「課金すれば地獄モードを脱出出来る」という噂を流します(笑

天鳳の牌山は無作為に積まれたものではない

天鳳に不正がないという向きで提示されているのが、メルセンヌ・ツイスタによる乱数生成とハッシュ値による確認です。

この乱数によって牌山がつくられ、プレイ前とプレイ後に変化がないことを確認出来るので、特定のプレイヤーを有利・不利にする牌操作はないということね。

メルセンヌ・ツイスタ (Mersenne Twister) は、乱数生成アルゴリズムの1つです。このアルゴリズムは、1997年に日本の研究者である松本眞が考案。メルセンヌ・ツイスタは、大量の乱数を生成するのに特に適しており、高精度かつ高速な乱数生成が可能。

ハッシュ値とは、コンピューターにおけるデータを処理するための方法の1つで、元のデータから固定長の文字列(ハッシュ値)を生成した値のこと。

これは不正がないという証明に見えなくもないけど、これだと牌山が変化していないというだけで牌山に仕込みがないということにならないのではないかな?

そもそもこのアルゴリズムが実際に使われているかどうかは、どのように確認したらよいのだろう?

コンピューターはランダムを再現出来ない

どのようなアルゴリズムが使われていたとしても、コンピューターのランダムはすべて疑似的なもの。
どこかで規則性が生じてしまう。

これについて、自分の理解の範囲では下記の様な認識。

  • コンピューターがプログラム(≒アルゴリズム≒規則)で動く限り、無作為(ランダム)は再現出来ない
  • 自然現象の不確定要素をキーにすればランダムになるが通常のコンピューターにその機能は搭載されていない

乱数で牌山を作り、この偏りによる有利不利を判別した上で任意のユーザーにあてがえば、勝ち役・負け役を設定出来る

しかし、コンピューターなんてどれだけ進化してもサイコロをふることすら疑似的にしか再現出来ないというのは滑稽ね。

ロジックは専門外なのでまるで間違っているかも知れない。

天鳳の牌操作がひどい疑惑

結局のところ、どこまでいっても天鳳のひどい牌操作疑惑は払拭出来ない

「すごーく優秀な乱数生成アルゴリズムで、限りなく自然に近いランダムを生成しているので、ネット麻雀はもうこれでいーじゃん」というのが着地点のような気もしてきた。

誤解しないで欲しいので一応書いておくけど、このテーマで書くのは「天鳳は牌操作のインチキ」という主張や議論をしたいのではなくて、この謎自体をエンタメとして楽しむことが目的ね。

オンライン麻雀 Maru-Jan