白ポッチで悲鳴を上げた男

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都内某所。
珍しく白ポッチありの店で打っていたときのお話し。

私は赤ドラも嫌いなくらいなので、白ポッチありの店に行くのは本当に珍しい。
たしか当時の職場近くで、帰りにほとんど毎日寄っていた。

白ポッチとは、店によって採用しているの真ん中にダイヤが埋め込まれていたり丸が付いている牌。
リーチ後にオールマイティとして扱うルールや、一発でツモった場合のみ和了れるルールがある。

談笑しながら打たれるのは正直かなり鬱陶しい

上家のやたらと気合いの入っているおじさん。
常連のようだけど、私とは現れる時間帯が違うようで同卓したことはなかった。

メンバーと談笑しながら打っている。正直、かなり鬱陶しい。

おじさんが親でかなり早いリーチ。
「一発ぅぅこいよぉぉ!」と言いながらツモるおじさん。
気持ちは分かるが、声に出すな(笑

「ないかー!」と言って叩きつけた牌は白ポッチ(!)
余計な気合いと談笑で、うっかりツモ切ってしまったらしい。

日常で中年男性の悲鳴を聞く機会は滅多にない

メンバーが気が付いて「あっ!」と声を出すのと同時に、おじさんが絶叫

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

人間の悲鳴、しかも中年男性のそれを間近で聞いたのは初めてだ(笑

メンバーは冷静に「しょうがないですね」となだめる。
「ツモればいいんだ!」とめげずに気合いを入れ直すおじさん。

数巡して見事(?)にツモ和了った手は、こんな感じ。

(ツモ)

結局和了れておじさんはご満悦の様子だが、2回和了った上に4,000オールを2,000オールにしてくれてるね。
しかも祝儀なしでゴクローサンと言ったところか。

でもある意味、麻雀を楽しめていて羨ましいと感じた一幕でした。

ご祝儀とは、特定の条件で和了った人に支給されるキャンディーやチョコレートのことです。