シリコンバレー シーズン6「第4話 支配欲の最大化」感想

パイド・パイパー社とフーリー社の合併というのは最終シーズンにふさわしいドラマ全体の中で一番大きな動きなのではなかろうか。
シリコンバレー シーズン6「第4話 支配欲の最大化」感想です。

あらすじ
フーリー買収の結果、新しい人員がパイドパイパーに大勢やってきた。リチャードは、元上司であるイーサンを見つけて声をかける。新たなモバイルネットワークを構築しようする計画にイーサンは上から目線で…。

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小説家ギャビン・ベルソン誕生

フーリー社を失い、IT業界を離れる決意をした(?)ギャビン・ベルソン。小説の執筆を始めてます。
同じ破天荒でも、他のキャラクターはIT業界の範囲内であることに対して、ギャビンならその範囲を飛び越えることが出来るわけか。
忠実で冷静ながらも若干狼狽え気味にIT業界について語る(書く)ことを勧めるフーバーの物言い加減が面白い。

合併により、かつて地下のサーバールーム(フロアというべきか)にいたジョンがフーリーフォンを抱えて登場。ギルフォイルと再会する。
ギルフォイルにとっては苦い思い出であるのか、「ギルフォイルか?」と問われて違うと返答。
この手のやりとりを目にすると思うのだが、これは本気で別人を装おうとしているのか半分ジョークで言っているのか、微妙な感覚を捉えることが出来ないのが残念でならん。

クトゥルフ神話のチェス盤をきっかけに打ち解け…ないジョンとフィルフォイル。
2人の性質と知り合ったきっかけを踏まえると、この短いシーンがとてつもなく面白い。

リチャードのパンチがイーサンに炸裂

リチャードのフーリー時代の上司であるイーサンは独善的で、リチャードを馬鹿にし続ける。
フーリーフォンを利用する利点を踏まえ、我慢のリチャード。
馬鹿にされるリチャードに失望するかのような表情を見せるディネシュに、仲間意識を見た。こういう状況だと、やはりオリジナルメンバーの存在は大きい。

イーサンは入社したばかりのリチャードが記述したコードを晒して馬鹿にする。

int index = 0;
while( !element.equals( sortedList.get( index )) && sortedList.size() > ++index );
return index < sortedList.size() ? index : -1;

正直よく分からないが、このサブルーチンは嘲笑に値するコードらしい。
(おそらくはモバイルを扱うエンジニアにとって)

ディネシュが教えた潜在意識に働きかけ、支配欲を最大化する動画の効果があり(?)リチャードはイーサンに強烈な…いや、弱々しいパンチをお見舞いする。
これは驚いたな〜。

ジャレットの冗談みたいな生い立ち

実の両親を捜し当て尋ねるジャレット。
そして自身の冗談みたいな出生の秘密を知る。
気まぐれな両親の意向で、本来は4人兄弟の3番目であるジャレットのみ養子に出されていた。
これは切ないな〜。今後のジャレットの行動にどう影響してくるのだろうか。

プリヤンカやホールデンといった、シーズン後半から登場のキャラクターもそれぞれ活躍が始まり、オリジナルメンバーとの関係がどうなっていくのか楽しみですね〜

ギャビンはIT業界に戻ってくるのだろうか。

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