和了ると亡くなるという噂のある九蓮宝燈ですが、諸説あるみたいですね。
検索したら、「家が建つ」なんてのもありました。

どの噂も、滅多に見られないことが発生したためというのは共通で、「家が〜」は点数の高さに起因するのかな。
九蓮宝燈とは
九蓮宝燈の和了りは下記で成立。
- 同種類の数牌のみを使用
- 1と9の暗刻と2〜8の数牌+同種の数牌
- 面前でのみ成立(暗槓していたら不可)
難易度が極端に高く、ある種の達成感、希少性が相まって様々な噂として派生したのではなかろうか。
役満の出現率難易度トップ3
役満の出現率難易度トップ3は次の通り。
- 四槓子(0.0002%)
- 天和(0.0003%)
- 九連宝燈(0.0004%)
これを踏まえると、噂は四槓子の方がありそうなものだけど、何故か九蓮宝燈が有名よね。
九蓮宝燈を和了ると死ぬ?
上記の通り、和了ることが難しいため、和了ってしまうと「全ての運を使い果たす」=「亡くなってしまう」という説には説得力があるような気もするが、四槓子や天和にその噂はない。
個人的には麻雀放浪記起源を推したい
角川映画『麻雀放浪記』最後の勝負で、出目徳(でめとく)がこの役を和了り、そのまま亡くなるシーンがある。
(ツモ)
「いい手を和了っているな」「いや、死んだ奴は負けだ」と身ぐるみ剥がされる出目徳に、博打打ちの悲哀を覚え印象的なラストシーンへ続くわけですが、亡くなるという噂はこちらのイメージが強いのではないかな。
インターネットの普及による大衆情報化社会である現代とは、映画というメディアの影響力が桁違いであったことを考えると、こちらの説もあながち間違いではないのかも知れん。
個人的にはこの出目徳説(麻雀放浪記)を推したい。