役満(四暗刻単騎)を許可するジジィ

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都内某所。週に1〜2回行っていた店。これはたぶん、個人的最短で最高の結果が出たときの出来事(写真は実際のものではなくイメージね)

待たずにご案内で起家スタート。
配牌をとると、ダブが暗刻の超ラッキー。
「(ヒャッホーウ!)」と思いながら摸打を続けると、これが縦にグングン伸びて、たしか12〜3巡辺りで四暗刻の一向聴になった。

最低でも12,000、うまくいけば16,000オールの浮かれポンチでいたところに、対面のジジィからリーチ。見知った顔だが、それほどよくは知らないメンツ。

リーチもしていないのにすでに全ツ野郎と化していた私は何があっても止まらない。リーチ者の河に色が見えない筒子以外は、すべて通していく。

四暗刻単騎のテンパイ

手牌の方は、なんと四暗刻単騎のテンパイになり、切れなかったの単騎待ち。
その後にを引いてしまい、万事休すかと思いながらも「通せばを釣り出せる」という期待と共に、を河に置く。幸い、「ロン」の声は聞こえない(!)

小考した下家から、狙い通りのが出てきてこちらの和了。

(ロン)

「ロン、48,000。ラスト」心臓の鼓動が他人にも聞こえてしまうのではないかというくらいド緊張していたけど(笑)努めて冷静に申告を済ませる。

ダブル役満ではない店ながら、座ってすぐに役満でトップ終了。祝儀もついて超ラッキーだよね。

祝儀とはお店からもらえるお菓子やジュースのことです。

お前の許可がいるのかよ

私以外、あっけにとられ、刻が止まったかのような卓の中、リーチをかけていたジジィが驚きの言葉を発した。

「ハァ?いーんじゃないんですかぁ?」だって。

何がだ?何がいいのだ?役満和了るのには、お前の許可がいるのか?そして、お前が良しとしようがしまいが、結果は何も変わらないのだよ。

一度リーチをかけただけで3着終了が悔しいのは分かるけど、なぜいちいちこういう不愉快な言動をするのかねまったく。

その後も何回か同卓しているはずだけど、このジジィについてはこの言動しか覚えていない。

意味不明の問いかけを虚空に投げかけるくらいだから、脳みそ溶けかけていたのではないかな。

四暗刻単騎とは

四暗刻単騎(スーアンコータンキ)は、役満の一つで、ダブル役満とするローカルルールも存在する。四つの暗刻を持っていて、かつ、雀頭を単騎待しているときに和了できる状態。

四暗刻の出現率は0.049%。四暗刻単騎の厳密なデータは見つからなかったけど、0.01%というのが定説らしい。

漢数字が入るデザイン

これは、この記事を書くにあたって追加したデザイン。
出現率の高い役満だから、むしろ着やすいと考えるんだ!

「四」といい「九」といい、漢数字はデザインに使いにくいですね。あとはまだデザインしていないけど、大三元の「三」か。


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